練習生(3級)・・・
1.木刀を正しく握ることが出来る。
2.正眼・下段・上段・八相・脇構えの基本5型を正しく構える事が出来る。
3.構えを維持したまま摺り足による八方(上下左右斜め)への移動が出来る。
4.木刀・刀を携えた際の約束を理解している。
門下生(2級)・・・
1.基本5型からの攻撃(真向斬り、左右の袈裟、左右の貫胴、左右の突き、左右の逆袈裟)を正しく行える。
2.基本5型からの攻撃を捌くことが出来る。
3.連続技(右袈裟→右貫胴→左袈裟→左貫胴→右突き→左突き→右逆袈裟→左逆袈裟→真向斬り)を正しく再現出来る。
当番(1級)・・・
1.居合の基本型を再現出来る。
2.動きながら、基本の攻撃を繰り出す事が出来る。
3.動きながら、基本の攻撃を捌く事が出来る。
錬士(初段)・・・
1.抜刀、血振り、納刀の所作を正しく出来る。
2.抜き打ちの技を迅速に3つまで再現出来る。
3.3人、15手までの立ち回りを淀み無く再現出来る。
※なお錬士より上級者のみ、稽古へのアルミ刀の持参を許可するものとする。
教士(弐段)・・・
1.座り技、空中技を再現できる。
2.抜き打ちの技を迅速に5つまで再現出来る。
3.5人、30手までの立ち回りを淀み無く再現出来る。
範士(参段)・・・
1.上位の型を淀み無く再現出来る。
2.抜き打ちの技を10まで会得している。
3.10人、60手迄の立ち回りを淀み無く再現出来る。
免許・・・
1.剣気を放ち、空間を支配することが出来る。
2.小太刀、逆手、片手、二刀、無手を用いた立ち回りを淀み無く再現出来る。
3.殺陣、立ち回りの一定の知識と経験を有し、概念を理解し、状況に合った手を付けることが出来る。
師範代・・・
常に高みを志し、生涯修行と定める自明流において、師範代より上の位の基準を敢えて決めず、空席とする。
師範・・・
※以上のとおり、精進の目安として階級、段位を定めるが、これは単純に剣士としての腕前、力量の上下を表すものでは無い。
※自明流では以上の剣技にまつわる目安の他に、剣舞、ダンス、演技力といった総合的な技量を伸ばすことも目的としている。